剪定や肥料の準備など(1/14)

みなさん、こんにちは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

1月もはや半分が過ぎようとしていますね。岐阜県平野部の先週はとても寒かったですが、今日は少し暖かいです。

現在、剪定という柿の樹形を整える作業をしています。HPの写真にあるように、枝には既に芽が形成されています。樹形や残す芽などの整理ですね。先週は北風が強く、夕方はとても寒かったです(笑)

同時に、肥料の準備をしています。肥料は冬場に与える元肥(もとごえ)と、初夏に与える追肥があります。元肥では堆肥やミネラル分と、肥料の主要素である窒素、リン酸、カリの入ったものを与えます。当農園ではまず味や生育にかかわるミネラル分と、土壌をよくする堆肥を先に与え、土になじんでから3要素を与えています。

先週、ミネラル補給のために有機石灰(カキガラ)と苦土石灰、熔リンを与え、現在は堆肥を準備しています。写真を撮ってきました!


このブルーシートの下にある茶色いものが堆肥です。岐阜県の笠松競馬場の競走馬の馬糞モミガラ堆肥で、1反(300坪)につき2トン与えます。強烈に臭そうですが、既に発酵が進んでいるのでほとんど臭いませんよ(笑) 左端にチラリと写っているのが農園代表であり父です。御年64歳ですが、農家ではまだ若い方です(笑)

堆肥はHPのこだわり農法にも書いていますが、土をよくするための大切な材料です。土は人間でいえば家のようなものでしょうか? 柿の栄養を蓄え、体を支える土台です。堆肥が入ると土壌の微生物がたくさん繁殖し、微生物の活動がフカフカな土を育み、また小さな虫を呼んで相乗効果で生物性を高めてくれます。

競走馬のものを使っているのは、問題になっているホルモンや抗生物質などが入ってないことや、栄養管理もなされているからです。この堆肥やミネラルを含んだ有機肥料を入れるようになってから、味が向上しました。

岐阜県は柿の有名な産地ですが、肥料や剪定の仕方は農家によって違います。当然、味も違います。私は自信を持って当農園の柿をオススメしますが、是非いろいろと食べ比べてくださいね。

さて、天気はあまり良くないですがまた芽の写真を撮ってきました。空がもっと青ければきれいなんですけどね(笑)

ピントや構図に難はありますが、青空を見上げる芽の写真は大好きです。気分が上昇します。皆様にとっても、こんな上向きの1年になりますように!

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