冬の作業が終わり、今年の生育開始を待っています!(2018/3/19)

みなさん、こんにちは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

とても寒かった今年の冬ですが、3月は逆転して初夏の暑さ! 昼は暖かくて気持ちよいのですが、朝晩との寒暖差もありますし、なにかと天気に左右されるこの頃ですね。いかがお過ごしでしょうか?

さて、3月も後半に入りました。柿畑ではようやく冬の作業が終了しました。柿の芽もあと少しで開き始めてきます! 春を迎え、今年の富有柿の生育が始まります~! 殺風景だった冬の景色から、草花が伸びて徐々に緑に包まれてきています。今回は冬の最後の作業や、緑が広がり始めた柿畑の様子をお届けします!!(画像をクリックすると写真が拡大されます)


2018/3/1の柿畑-001

3/1です。剪定が終わってから2/28~3/2にかけて、租皮削りという作業をしました。租皮というのは木が生育するにしたがってモコモコになる外側の木の皮のことです。人間の皮膚の角質みたいなイメージでしょうか。この下にはカイガラムシやヒメコスカシバといった害虫がひそむことがあり、冬の寒さを耐えています。皮を削ることで病害虫の被害を減らす大切な作業です。


2018/3/2の柿畑-001

写真のように主枝が分岐する部分は特に租皮が広がりますので、毎年行います。また、3、4年に1度は木全体を削ります。租皮を削ることでキレイになって病害虫も減るだけでなく、木にも刺激を与え生育を促す効果もあります。


2018/3/1の柿畑-002

また、主枝や亜主枝の途中で新しい枝が分岐する部分や、枝は切ってしまったけど分岐していた部分にもこのようにモコモコした部分がありますので、気付いたらできるだけ取り除きます。


2018/2/28の柿畑-001

木全体をやる場合は、木を一周しながら主枝と亜主枝の各枝に3方向(上と左右の斜め下)から放水します。写真では上から水を当てていますね。写真ではわかり辛いですが、この放水機はホースのように強い勢いの水を流しているのではなく、水の粒を高速で当てるイメージです。放出口から50センチくらいまでは猛烈な勢いで水滴が飛び、租皮を吹き飛ばします。

「どれくらいの勢いなのかな~?」と軽い気持ちで50センチのところで手に当ててみましたが、めちゃくちゃ痛かったです( ゚Д゚) 絶対にやらないようにしましょう(笑) また、放水の反発やホースの重量もあってけっこう力が要ります。一番嫌なのが、削った租皮が飛んでくることです。メガネはすぐ汚れて見えなくなり、顔や服も汚れます。目に入ると激痛ですね。私はこの作業があまり好きではありません(笑)


2018/3/2の柿畑-002

それでも全面削りが終わるとこのようにキレイな枝に生まれ変わります。気持ちいいですね♪ ただ、これもやりすぎると樹勢を弱めてしまいますので、ほどほどにしなければいけません。逆に長年やっていないと枝は黒々として、モコモコになって病害虫が多発します。そんな枝は早くボロボロになってしまいますので、定期的にやることが大切だと思います。


2018/3/6の柿畑-001

次に剪定で切った部分に癒合剤を塗りました。癒合剤は赤チンのようなもので、癒合促進や切り口が乾燥し枯れこむのを防止する効果があります。500円玉より大きな切り口に塗っています。特にチェーンソーで切った大きな切り口は枯れこみやすいので2度塗りしています。弊農園では殺菌成分の入ったバッチレートを使用しています。他にトップジンも有名ですね。木工ボンドでも代用できます。


2018/3/9の柿畑-001

3/9です。暖かい春の日差しで畑では草が広がってきました。この日の前後に元肥をやりました。よく見ると写真中央部に父が作業をしています。


2018/3/9の柿畑-002

元肥の施肥はこのような道具を使います。手を左右に振ると肥料が上手に広がりながら散布できます。


2018/3/9の柿畑-003

構造はシンプルで肥料袋を上から流し入れるだけです。簡単ではありますが、バケツなどでやっているととても重くて大変です。便利な道具に感謝ですね^^


2018/3/9の柿畑-004

元肥は有機肥料を60%含んだものを使用しています。1反(300坪)につき7袋です。弊農園では50袋ほど使用します。鶏糞などが入っていますので少し匂います(笑) 有機肥料は分解までに時間がかかります。効率的に分解できるよう、1月に酸度調整やミネラル分を補充し木や微生物の生育によい環境を作り、2月に堆肥を撒いて微生物を活性化させ、3月に有機肥料を撒きます。柿の場合は5月後半の開花時期より根が活動を本格化して養分を吸収しますので、それまでに地中へ浸透させる必要があります。化学肥料の場合は3月下旬でも大丈夫です。


2018/3/9の柿畑-005

手前が弊農園の柿畑です。昨晩はかなりの雨が降りました。奥の畑には排水用の溝が掘ってありますが、まだ水が残っています。弊農園はより低い位置にありながら水たまりはありません。これは長年にわたり除草剤や化学肥料を使用することで土の硬さが変わったからです。有機物を補充すると、排水性と保水性を両立した団粒構造という土になります。農作業のやり方は様々ですのでどんな方法がいいとは一概には言えませんが、自分たちがよいと思う柿づくりを頑張ります!


2018/3/9の柿畑-006

硬い話はさておいて、連日の温かさで芽の生育が始まりかけています!


2018/3/11の柿畑-001

3/11です。確定申告も無事に終わり、冬の作業がようやく終わりを迎えました。今年はこの位置から定期的な写真をお届けします!


2018/3/18の柿畑-001

3/18です。柿の生育より一足早く、足元ではオオイヌノフグリやカラスノエンドウ、その他さまざまな草花が花を咲かせています。


2018/3/18の柿畑-002

そして柿も芽の先端の色が変わってきました。今年はやや早めに生育が始まりそうです。次回の更新では芽吹きをお届けできると思います~^^

春は出会いと別れの季節ですね。住み慣れた環境と別れ、新しい生活が始まる方も多いかと思います。期待と不安が入り混じっているかと思いますが、置かれた環境で精いっぱい努力してよい生活を送りたいですね。それではみなさん、ごきげんよう(^^)/

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