猛烈な台風21号の接近(2018/9/7)

みなさん、こんにちは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

まずは9/4に上陸した台風21号と、9/6未明に北海道で発生した地震の被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。台風21号では、私の住む岐阜県も台風のすぐ東側ということで、すさまじい暴風雨が吹き荒れました。この度の災害で行方不明になられた方々の発見と、一刻も早い復旧を心からお祈り申し上げます。

今回は富有柿の台風対策や被害などに関してお伝えします。(画像をクリックすると写真が拡大されます)


2018/8/27の柿畑-001

8/27です。前回の台風20号が通過し、折れた枝なども集め終わりました。とても大きな柿です。現時点でも4Lクラス、収穫期にはどれくらい大きくなるのか楽しみに撮影していました!


2018/8/27の柿畑-002

同じく8/27です。8月も終わりが近いのに再び猛暑続きでした。台風対策と後始末、HPの修正などでバタバタしていました。そんな中、ニュースで台風になりそうな新しい低気圧が発達しているとやっていました。


2018/9/2の柿畑-001

9/2です。8/28に発生した21号がまた接近する可能性があったので、8月末から再び支柱を設置していました。徐々にコースが明らかになり、直撃の可能性も高まってきました。家に残っていた支柱もかき集め、今までで一番たくさんの支柱を設置しました。


2018/9/2の柿畑-002

夕方17時過ぎです。いつもは細かい枝もヒモで引っ張ったりしますが、今回は主枝など大きな枝を最優先で小枝は後回し! 小枝は来年、再来年にはまた生えてきますが、大きな枝は10年単位です。台風対策は支柱が最後の砦です。


2018/9/2の柿畑-003

同じく9/2です。雨がパラついていましたが、日没までにできるだけの対策を完了しました。実は、普段はあまり忙しくない時期なので、9/3と9/5は友人の仕事の手伝いに行くため畑に行けません。行けても何もできませんが、「頑張ってくれよ~」と柿の木をさすりながら畑をあとにしました。

さて、9/4です。朝から雨戸を閉めたり家の台風対策です。13時ころから風が強くなり、空がゴーゴーとうねり始めました。

14時、中心は神戸市付近に再上陸。岐阜県は暴風域の境目でしたが、すでに前回の台風並みの風です。時々家が揺れます。

15時、中心は若狭湾の手前、岐阜県も完全に暴風域に入りました。風で家が断続的に揺れます。風や雨戸などがぶつかる音で、テレビも聞こえないほどです。

16時、石川県の小松市辺り。岐阜県は台風の南東になり、風のピークでした。家が倒れるのではないかと思うほどの揺れが何度もありました。外を見ると、強い風で庭の楓など柔らかい木はグニャグニャと曲がっています。外にいたら呼吸できないくらいだったでしょう。本当に怖さを感じました。

17時、ようやく落ち着いてきました。ニュースでは隣の岐阜市で瞬間最大風速39.4メートル、本巣市は46メートルとやっていました。もう木が倒れたり折れるのは仕方ないとして、命の危険もあったレベルです。柿の木が折れるのは覚悟し、家族が無事にいられたことを感謝しようと自然に思えました。同時に、もっと中心に近い地域の方々はどれだけ怖かったのだろうかと思いました。


2018/9/4の柿畑-001

9/4です。18時には風も弱まってきたので、急いで畑に行きました。細い枝はこのようにたくさん折れていましたが、あんな暴風でも多くの木は無事でした! 翌日も他の仕事があるので、ライトを照らしながらすべての畑を見回り、数時間かけて折れた枝を集めました。

翌朝、仕事に向かいながら車を運転していると、傾いた農作業の小屋や、ビニールが破れたり一部損壊したハウスが何軒かありました。近所の電柱や信号機も曲がっていましたし、隣の岐阜市では大規模な停電が発生し、長いところは24時間も続いたそうです。関西ほどではありませんが、台風コースの周辺はどこも大変だったと思います。


2018/9/6の柿畑-001

9/6です。主枝クラスの太い枝は少ししか折れていませんでしたが、細い枝はたくさん折れています。とりあえず何ヶ所かにまとめておきました。右端の山が前回の写真の山です。数か月間に折れた枝より多いです。弊農園に限らず、どこの柿畑にもこのような山がたくさんできました。


2018/9/6の柿畑-002

上の写真の左下の柿です。まだ9月上旬なのにこのように大きな柿もたくさんついていました。重みがある枝ほど折れてしまいます。とても残念ですが、まだ9月です。もっと大きくなる収穫間際だったらかなり悲惨だったでしょう。


2018/9/6の柿畑-003

風で葉っぱが引きちぎられたところもたくさんあります。無残ですね・・・。まだ2か月ほどは光合成が行われるため、あまりに落葉が酷い場合は近くの果実を摘果します。


2018/9/6の柿畑-004

枝が裂けてしまった木です。弊農園では20年ぶりくらい? だそうで、私は初めて見ました。けっこうショックですね。残った左側の枝も来年は厳しそうです。樹形を直すのも時間がかかりそうです。


2018/9/6の柿畑-005

若い木で支柱もあったのに避けてしまいました。このように避けてしまったら、尖った部分をノコギリで切り戻し、癒合剤を塗ります。大きく裂けてしまった場合は助かるかどうかわかりません。今回の台風の被害は、主枝が2本、亜主枝は10本弱、細い枝は無数でした。もちろん、過去最大級ですが、あのすさまじい風でこれだけだったのは不幸中の幸いなのかもしれません。よく耐えたと、柿の木を褒めてあげたいです^^


2018/9/6の柿畑-006

台風の接近はもう3回目です。強風で枝が大きく揺れるため、このように傷だらけになった柿もあります。商品にはならないので、見つけ次第摘果します。柿はまだ収穫まで2か月もありますが、収穫期に入っている栗や梨などはたくさん落ちてしまったそうです。


2018/9/6の柿畑-006

掃除が終わると、遠くから見たら普段とあまり変わりませんね。


2018/9/6の柿畑-007

たくさんの枝が折れましたが、このように果実も葉っぱもほぼ無傷な柿もたくさんあります。

今回は曇りの写真が多くて申し訳ありません。被害はありましたが、今月22日からの予約販売は予定通り開始いたします。ただ、実際にどれだけの柿がダメになったのか、まだ被害の実態がつかめませんので予定数量より少し減らそうと思っています。どうかよろしくお願いいたします。

ちょうどニュースでまた新しい熱帯低気圧が発生したと報道していました。まだ2か月くらいは再び台風が来る可能性もありますね。倒れた支柱や緩んだ紐もあるので、見回りもやらなければ! これ以上、台風による被害や、昨年みたく長雨による生理障害などが出たら心が折れてしまいそうですが、前向きな気持ちを忘れずできる限りのことはやります。毎日100人以上のご訪問があり励みになります。ありがとうございます!

それでは今回はここで終わります。なかなかいい話がありませんが、どうか穏やかな日々をお過ごしください。みなさんごきげんよう(^^)/

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