摘蕾1周目があと少しですが、もう梅雨入りです!(2021/5/16)

みなさん、こんにちは! でらうま柿農園 富有柿.comです!

5月も半ばになりました。本日、東海地方が平年より3週間も早く梅雨入りしました。現在、柿農家は摘蕾(てきらい)という第二の繁忙期を過ごしています。雨が全く降らないと休みも取れず畑も水不足になってしまうので、時々降ってくれるのはありがたいのですが・・・、摘蕾の最中に梅雨入りとなるといろいろと問題も出てきますね。

まぁいろいろな問題は後半で説明しますが、本日は雨のため久しぶりの休日を取ることができました! 4月後半~5月半ばのすくすくと生育している柿畑の様子をお届けします!



4/16です。前回お伝えしましたように、今年は草を刈ることにしました。主枝の分岐点は50センチくらいなので、草の高さも膝から腰くらいあるのがわかりますね。まるで雪の中を歩くような感じです。これまでは先に草を踏み倒してから作業していましたが、それはもうとても大変でした。この畑がどう変わるのか!? では、草刈スタートです!



まずは、乗用モアというゴーカートのような草刈り機で一気に刈ってしまいます。これだけでも見違えるようですね♪ いつもの友人に貸してもらいました。ありがと~^^ そして残った木の周りは、肩掛けの草刈り機で刈っていきます。すると・・・



4/20です。こんな感じでスッキリしました!!^^ これで摘蕾作業がとても楽に進めることができます!



4/22です。蕾の大きさはまだ1センチもありません。頑張れば摘蕾もできますが、まだ枝も柔らかいため力の加減次第では枝も一緒に折ってしまうこともあります。もう少し我慢です!



4/25です。この日は草野球の試合がありました。昼に帰宅後、今年の摘蕾をスタートしました~!



5/2です。説明を忘れていましたが、摘蕾というのは蕾を間引く作業です。写真のように柿の枝には蕾が何個もついています。多い枝には1本に7つ以上の蕾が付きます。これを最低でも1枝につき1つまで減らします。余分な蕾を取ることで養分を集中させ、大きく甘い柿に育てるための第一歩です。

摘蕾には様々なルールがあります。大玉になりやすい新梢(緑の枝)の中央部くらいで、日焼けしない横向きか下向きのもの、枝同士に挟まれないもの、ヘタが4枚のものなどを組み合わせて判断します。慣れれば残すべきものはすぐわかるので、あとはひたすら摘まんでいきます。



5/6です。摘蕾が始まると、脚立に登って摘蕾して、移動してまた登って・・・、をひたすら繰り返します。作業は単純なので、大切なのはスピードと根気ですね。朝からやっていると1日で軽く5千個以上は摘まんでいるのではないかと思います。「飽き」が最大の敵なので、集中力を切らさないよう私は音楽を聴きながらやっています。序盤はテンション高めの曲で盛り上げ、後半は中島みゆきさんなどの曲をチョイスして自分を励ましながらやってます(笑)



5/8です。蕾もどんどん大きくなってきて、親指の爪ほどの大きさになりました。さて、摘蕾は柿にとっての最初の選抜総選挙です。この先、夏までに摘蕾の2周目や摘果という選抜が続きます。最初の摘蕾で5~7つの中から1つが選ばれ、摘果でさらに半分近くに絞られます。お客様に届く柿は訳あり商品も含めすべてがこの選抜を何回も受けてきた柿達です。そう思うと、訳あり商品といっても数々の選抜をくぐり抜けてきたエリート柿達といえますね^^



5/10です。蕾が並んでいるさらにその先に、また小さな蕾が出てきました。これが遅れ花、孫花と呼ばれる蕾です。柿の木にとっては、メインの蕾たちがダメになったときの予備の蕾ですね。しかし、残してもあまり大きくならないのでこれもすべて摘まみます。このくらいの大きさになると最初から一緒に取れます。



5/10です。摘蕾で怖いのが強風です。最悪、脚立から落ちることもあります。今年も何回か風の強い日がありましたが、今のところは無事に作業できています^^



5/13です。ビッシリと蕾が並んでいますね。まだ柔らかいので簡単に取れますが、開花が始まると硬くなってきて取り辛くなります。今年は早くスタートしたことと、草刈りをやったことでいつもよりいいペースで進んでいます。進捗率80%であと1週間あれば終わりそうです。



5/15です。開花直前の状態です。薄黄色の柿の花が開くのを待っています^^ 蕾がここまでは開いているのはわずかで、全体的にはまだ上の写真くらいです。開花の最盛期は今年も5/20辺りになりそうです。



同じく5/15です。夕方になって、まだほんの数えるほどですが開花している蕾を発見しました! 閉じていた花がパカっと開きましたね! 柿の花言葉には「自然美、優しさ、恩恵、優美、恵み、広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」などがあるそうです。

と、今年はとても順調に摘蕾が進んでいたのですが(1周目は残り10%未満)、ここに来て天気予報が雨マークだらけになっています。そして本日、平年より3週間も早く梅雨入りが発表されました(^^;

最初にも書きましたが、恵の水をもたらす雨は必要です。しかし、開花期に雨が続くと、ミツバチが飛ばず受粉できません。受粉ができないと、生理落果という果実が落ちてしまう症状が多発します。また、梅雨に長雨が続くと光合成ができないため、養分が不足してこれも生理落果の原因になります。開花から受粉までは1週間もないため、とても心配です(^^; 飛び飛びでもいいので雨がやんでくれることを祈りつつ、他にできることをやろうと思います。いつものことですが、柿の生育が始まるとずっと心配事は尽きません。この先も心配は続くと思いますが、一つずつ乗り越えていきたいです。

さて、今回は摘蕾の途中でしたが更新できました。次回は開花から花が落ちて赤ちゃんを無事にお届けできると思いますので、どうか楽しみにお待ちください! また、コロナウイルスの第4波が各地で猛威を振るっています。岐阜も人口の割には感染者が多く、今回は近しい場所で感染者や濃厚接触者がちょこちょこと出ているので、とても脅威を感じます。とにかく過信はせず、気を付けて行動したいともいます。皆様もどうかご注意ください。それでは皆さん、ごきげんよう(^^)/

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