柿の芽が動き出してきました。(3/30)

みなさん、こんばんは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

気温も暖かくなり、岐阜でも桜が咲き始めてきました。スポーツも個人的に好きな野球やF1が始まり、今年もいろいろと始まった感じがします。まぁ消費税増税という嬉しくない変化もありますが…。

さて、長らくお待たせいたしましたが、やっと柿も芽が動き出してきました。柿の芽は今シーズンに葉っぱや柿の実ができるところです。柿は前シーズンの夏に「花芽分化」という翌シーズンの葉や実がなる部分が形成されます。秋にいったん成長を止め休眠期に入り、春からまた動き出します。それが始まってきました!

正月の柿の花芽はこんな感じでした。
正月の柿の芽

次に昨日の芽です。先端が緑色になって膨らんできていますね。
3月下旬の柿の芽

今後は、この先端部分から新梢が伸びてきて、葉っぱが出てきます。畑全体が殺風景な冬景色から、新緑に包まれた風景に変化していきます。また、実のなる部分には花が咲いて、実が付きます。そのあたりの変化もどんどんと更新していきますので、楽しみにお待ちください。

今日はスケートの世界選手権のエキシビジョンを見ながら日記を更新しました。5輪終わってまだ1か月ですが、羽生選手も浅田選手も他の選手もとても素晴らしい演技でした。そして、今日のエキシビションは競技とは違った楽しみがありますね。服装や演目に選手の個性が表れ、ユーモア溢れた演技で笑いもたくさんあります。ニュースなどではあまり流れませんが、いつもとは違った楽しみができますね。もうすぐ真央ちゃんの番です。

それでは、ごきげんよう^^

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本の紹介 No.5 新人OL、社長になって会社を立て直す

みなさん、こんばんは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

暖かくなったり寒くなったり、まさに三寒四温といった感じの日が続いていますね。さて、今日は久しぶりの本の紹介をします。当サイトは富有柿の直売サイトですが、良い商品やサービスを提供するために参考になった本などを紹介しています。紹介することで、何度も読み込んで理解が深まるといったメリットもあります^^

今日紹介する本は、前回紹介した本の続編です。今回もマーケティングの本となります。

新人OL、社長になって会社を立て直す (青春新書プレイブックス)
著者 佐藤 義典
青春出版社

『私の評価』★★★★★

前作では売上不振のイタリアンレストランを新コンセプトで立て直した主人公の真子ちゃんですが、今作では強力な競合が登場します。競合に対抗するため、ホールからは割引券を出す、キッチンからはメニューで勝負するというお決まりの案が出されるものの、どちらもうまくいきません。社内もギクシャクし、会長からは「戦略がない!」と叱られる始末。

そこで再び登場するコンサルタントの勝さん。真子ちゃんは再び彼からマーケティングを学び、戦略を練り直していきます。彼らがどのように戦略を考え実行していくのかを通し、マーケティング理論を学ぶという構成になっています。

今回は著者の理論である「戦略BASiCS」という考えを使います。これは経営学者が論争する様々なマーケティング理論を著者が体系的にまとめ、使いやすくしたフレームワーク(考え方)です。前作で登場したベネフィットやターゲティング、3つの差別化、4Pという考えも、この戦略BASiCSを利用することでより効果的に使うことができます。

BASiCSとは戦場・競合(battlefield)、独自資源(asset)、強み(strength)、顧客(customer)、メッセージ(selling message)という5つの要素の頭文字です。それぞれが経営戦略の重要テーマをなしており、この5つを単独ではなく総合的に使用します。しかも一貫性と具体性で両立させるのが「戦略BASiCS」です。これだけでも相当に高度な内容だと思います。

戦略を決めたら次は評価指標を決め(数値化)、実効策を考えます。定期的に効果を測定し、検証、再び最初に戻ってサイクルを回す。これを戦略サイクルといいます。ここでは売上5原則や戦略指標、マインドフロー、プロダクトフローといった考えが紹介されます。今回も大切なキーワードは「お客様」と「一貫性・具体性」です。この戦略サイクルを回すことが本書の根幹で、具体策が様々な視点から描写されています。

と、簡単に説明しましたが、実際にやってみるとかなり大変です。何度も最初に戻り悩みます。全体での位置関係を見失ったり、できない理由に直面し…。果たして自分に一貫性と具体性を持ったサービスが可能なのか不安になります。また、本書にも「わかる」と「できる」は違うと何度も出てきますが、「わかる」でさえ道半ばです。そして、単発ではなくて繰り返していかなければなりません。

だけど…、大変でもそれが面白い! とも思います。私も柿の直売サイトを運営していますが、ただ出荷するだけではダメだと思って始めました。サイトもありきたりな商品を並べるだけではなく、お客様に「こういうのが欲しかったんだよ!」と言われる商品やサービスを提供したいと思っています。難しいからこそ差別化できるわけですし、そう思って頑張っています。

○この本で共感できた部分、参考になった部分(本文より引用)

・「品質勝負の商品で割引なんて矛盾もはなはだしい。君には戦略がないんだよ…」

・「お客様が誰かによっても強みが変わる。カジュアルに食べたいお客様には『本格さ』なんてむしろ弱みだよな?」

・「強みは競合に対しての強み。顧客はその強みを気に入ってくれる人。強みは独自資源に支えられ…、全部つながる! 一貫性があるんだ!」

・「強い戦略には美しい流れがある。それは一貫性と具体性があるってことだ」

・カンタンに真似されるようじゃ本当の強みとは言えない。競合にカンタンに真似されるのは独自資源がないからだ

・どんな商品やサービスでも、お客様は「知って → 買って → 使って → 気に入る」というプロセスを経て、自社(商品)のファンになってくれるのです。

・「望ちゃんはできない理由から入っちゃう。そうじゃなくてできないとして、どうすればできるようになるかって考えないと、差別化なんてできないよ」
「あ…、はい。そうしないと、またカンタンに他社にマネされちゃいますね……」」

・知らぬ間に、イタリアンレストランはこうあるべき、という「常識」に自分が染まってしまっていた。結局お客様にとって大事なのは、自分にとってどう嬉しいか、その一点だけなのだ。

○編集後記
長くなりましたが、この本も本当にオススメです。小説風ですが内容は高度です。これからも何度も読み返す本だと思っています。そういえば、ローソンのネットショップ、ロッピーで、久しぶりにポンタポイント10倍サービスをやっています。欲しい本が溜まっているので、ポイントゲットを兼ねて注文します。来週の火曜日までですよ〜。

では今日はここで終わります。そろそろ柿の芽も動き出すと思いますので、サイトの方でも紹介しますね^^
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柿の粗皮削りの続き(3/12)

みなさん、こんばんは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

昨日で東日本大震災から3年が経ちました。震災のニュースも減っていますが、復興には様々な課題も山積しています。少しでもよくなるように願っています。昨日は震災の発生時にサイレンが鳴りました。作業中でしたが、そっと手を合わせて黙祷しました。

岐阜県は津波の心配はありませんが、東南海地震に近いことや、内陸型では日本最大だった濃尾震災の震源地でもあります。災害に対する備えも怠ってはいけないと思いました。

さて、前回の記事に続いて、今日も柿の粗皮削りのことを書きます。今日は写真を多く使って詳しく説明しますね。粗皮削りというのは、柿の木の表面の皮を削る作業です。粗皮とはこんな感じです。
柿の粗皮その1
柿の粗皮その2

粗皮は木の表面の皮です。人間でいうと、かかとの角質ですね。皮が古くなってシワシワになっています。隙間がたくさんありますね。ここに害虫が入って、越冬してしまうのです。害虫には大きく2種類あり、ひとつは木を侵食するもの、もうひとつが葉や実を食べる害虫です。この防止のために、皮を削ります。木の部分は2〜3年に1度、節の部分は毎年行います。

今年は木全体の粗皮を削るため、高圧放水器を使用しました。洗車に使うようなものの、もっと強力なイメージです。かなりの水圧なので、ずっと当て続けると木に穴が開くほどの勢いです。これで一気に皮を削っていきます。粗皮がむけると、肌色の皮が見えてきます。気持ちよさそうですね。

粗皮削りが終わった枝
削り忘れや、削り切れてなかった部分はこのような道具を使って手作業で削ります。

手作業の粗皮削り
高圧放水器による作業の難点は、削れた皮が水と一緒に大量に跳ね返ってくることです。時々目に入るととても痛いですし、汚れを落とすのも大変です。もうひとつは寒さです。風向きによっては、大量の水がシャワーのように降りかかります。今日のような天気ならともかく、月曜のように雪が降っていると凍えます(笑)

粗皮削りで服がベトベト
また、機械が重くて疲れますが、良い柿を作るためには欠かせません!この作業の良い部分は、木がキレイになることと、水圧機で皮がむけるのが意外と面白いこと、あとは天気がいいと虹が見えることですかね〜。良い柿を作り、お客様に届けられる日を思い浮かべて作業しています♪

明日は雨が降るようなので、作業は休みにします。それではまた〜!

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柿の粗皮削り(3/10)

みなさん、こんばんは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

今日はとても寒く、岐阜の平野部では朝から雪が降っていました。天気予報では晴れだったのに…(笑) しかも降ったり止んだり中途半端なので作業をしていたら、夕方からは今年一番の降り方になりました。風も強く、とても寒い一日でした。

さて、柿畑では柿の木の粗皮削りをやっています。粗皮削りというのは柿の木の粗皮を削り、皮の中で越冬する樹幹害虫を防止するための作業です。

柿の木の外側の皮や、枝の生えている節にはシワシワの皮があります。これが粗皮です。人間のかかとの角質のようなものですね。粗皮には小さな隙間がたくさんあり、そこに木を食する害虫が入ってきます。この虫は木を侵食し、虫に食われた部分はスポンジのように柔らかくなり酷くなると枝が折れてしまいます。

また、この隙間は春から増える害虫の住処にもなります。虫は冬場の寒さには耐えられないのですが、木の中だと越冬してしまうんですね。そのため、春に入る前にしっかりと皮削りをしないと、そのシーズンは虫が大量に発生することがあります。

この作業は機械と手作業で行います。機械は高圧放水器を使い、一気に皮を削ります。水ではやりにくい場所は、手作業でせっせと削ります。寒い時期に外で水を扱うのは大変ですが、放水器を扱うのは意外に楽しかったりもします(笑)

柿の粗皮削り
終わると肌色に近い色になります。放水器の水圧はかなり強力で、深くやりすぎると緑色の形成層や、さらに奥の木部まで到達し木を傷つけてしまいます。次回は天気のいい日にまた写真を撮ってきます。

今週中にはすべて終わらせる予定です。この寒さもあと少しで、徐々に暖かくなっていくようです。体調管理には気を付けながらやっていきたいですね!

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富有柿.comのサイトランキング経過(2014年3月)

みなさん、こんばんは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

とても寒いですね〜。また冬に戻ってしまいました。昨日は岐阜の平野部でも少し雪がチラついていました。しかし、今年はもう積もらないみたいです。全国的には普段積もらない関東で激しく積もっていましたが、岐阜は穏やかな感じです。少し花粉症も出てきました。早く暖かくなってほしいですね。

さて、今日はサイトランキングです。前回は、おそらく正月に行ったSEO対策(といっても自己流ですが…(笑))のためか、2月の最初に上昇したという記事を書きました。その後、2月の終わりほどに再び大きく上昇し、ランキング10位以内にも何個か入りました。ところが…、その後、じりじりと下落していき、前回よりも下がってしまったキーワードもあります。

特にソースを変更したわけでもないし、原因はよくわかりません…。なかなか難しいですね。上位で安定しているキーワードもあるのですが、できればメインのキーワードで上位を取りたいですね。まだこの時期は特に問題ないですが、シーズンに入って落ちたらショックが大きいです。もう少し様子を見て、それでもダメならまた改善したいと思っています。何かアドバイス等ありましたらお願いしますm(__)m

せっかく柿に関する情報をいろいろ調べてまとめて発信しているのだから、多くの人に見てもらって、楽しんでもらえると嬉しいです。ドメイン取得からの時間はどうしようもないですが、できることはやっていきます! あとはデザインですね〜。いろいろやりたいことはあっても、時間と知識が追いつきません。でも、理想のサイトに少しでも近づけたいと思ってます!

えー、柿に関してはあまり書くことがありませんが、来週にはまた記事を投稿できると思います。柿の花芽が開き始めたら、どんどん写真もUPしていきますね^^

最後にランキングの推移を張っておきます。では、まだまだ寒いですが、お体には気を付けていきましょう!

○ターゲットキーワードの順位変動(1月中旬と2月上旬、3月上旬)
           1月      2月     3月
・富有柿 岐阜  180〜190位 → 55〜58位 → 145位(最高20位)
・富有柿 本巣  180位前後  → 90位前後 → 51位
・富有柿 糸貫  100位前後  → 38位前後 → 45位(最高29位)
・富有柿 訳あり 35位前後  → 8位    → 8位(最高6位)
・富有柿 贈答  90位前後  → 30位前後 → 28位(最高19位)
・富有柿 直売  55位前後  → 7〜9位  → 6位(最高5位)
・富有柿 通販  圏外    → 35位前後 → 26位(最高14位)
・富有柿 料理  100位前後  → 14位   → 10位(最高6位)
・富有柿 レシピ 130位前後  → 35位前後 → 32位(最高23位)
・富有柿 歴史  100位前後  → 16位   → 14位(最高9位)
・富有柿.com   250位前後  → 9位前後  → 3位
・富有柿 岐阜 直売 50位前後 → 9位   → 9位(最高3位)
・柿 直売    圏外    → 60位前後  → 41位(最高11位)
・柿 訳あり   120位前後 → 25位前後  → 18位(最高14位)

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気になるニュース。「食堂経営からスキー場経営へ」(3/1)

みなさん、こんばんは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

少し間が空いてしまいました。ソチ五輪も終わり、日中は少し暖かくなってきましたね。また明日から寒くなるとのことですが、三寒四温、徐々に春に向かっていますね。

今更ですが、ソチ五輪の浅田真央選手の演技にはとても感動しました。我家は母がスケート好きで、愛知県や大阪での試合やショーは何度も見に行っているくらいなのですが、ショートではまさかの16位。終了後の真央ちゃんの表情を見て、こちらもショックで食卓の会話もないほどでした。フリーの演技はもう祈るような気持ちで、最初のトリプルアクセルから最後のジャンプまで、1回飛ぶたびに「頑張って!」と手に汗握っていました。

演技を終えて、真央ちゃんが泣いたとき、思わずこちらも涙が込み上げてきました。完全に感情移入しちゃいますね。素晴らしい演技を見せてくださったことに感謝しています。

さて、今日はヤフーニュースに面白い記事があったので紹介します。

斜陽産業を再生へ スキー場を甦らせた経営戦略とは
ちょっと長いですが、とても参考になります。登場するのは、兵庫県の姫路で食堂経営からスタートし、ロッジやホテルに進出、現在は全国27のスキー場を経営されるマックアース株式会社の一ノ本社長に関する内容です。たまたま見ていたのですが、思わず唸ってしいました。

バブル期のスキー場、まだ子供でしたがとても混んでいた記憶があります。それからスノーボードブームもありました。しかし、2000年代に入るとどこも閑古鳥で、多くのスキー場が経営難に陥りました。そんな時期に、宿泊施設からスキー場経営に参加し、わずか数年でここまで成長できた秘訣や経営戦略は、様々な業界に通じるものがあると思います。農業でも似たようなところがたくさんあります。忘備録として、いくつか引用します。

(引用ここから)
・「確かに宿泊の単価は低いんですけど、一般のお客様は宿泊料だけ。でも学校さんは100%道具のレンタルが出る。レンタルウェアも、平成5年ぐらいから自社でやるようにして、スキースクールも始めた。そうするとトータルの売り上げは、学校さんに泊まってもらった方が上がる。また一部屋の人数が一般のお客様よりたくさん入ってもらえるので、坪売り上げは学校さんを泊めた方が倍くらいになるということに気づいたんですよ」。

・宿に足を運ばせる“目的”のプランを何万通りと作った結果、バブル崩壊の煽りを一切受けなかった。

・「最終的にはヨーロッパに匹敵する山岳リゾートを作っていきたいというのがありますよね。それは夢ですね、ホント。ただ、日本の法規制はなかなか厳しいものがあるんで、簡単じゃないですけど」。そう言いつつも一ノ本氏は、どこか楽しそうだ。

・宿泊施設を売るのに、スキー場と一体経営だとものすごく色んな売り方ができるというのも、ずっと考えていました。

・ではこれだけ数多くのスキー場経営をすることのメリットはどこにあるのだろう。一ノ本氏は「ノウハウの結集と情報の共有」だと語る。「それぞれ1つ1つがそんなめちゃくちゃ大きくない事業体だし、全部、谷間谷間にありますから情報が共有されにくいんでしょうね、きっと。一つ谷が違えば言葉が違うようなもんで」。まとめることで、それぞれのノウハウと情報が全てに行き渡るようになった。

・成功の鍵は(1)コストカット、(2)マーケティングと宣伝、(3)企画、(4)各スキー場の個性化

・「やっぱねぇ、日本はガラパゴスな国なんですよね。1個1個の事業体が小さかったから、どうしてもメーカーさん依存度が強かったんですよ」。そこには競争原理が働かず、「安全」を切り札に提示されたものは疑いもせず受け入れていた。続いてマーケティングと宣伝だ。一ノ本氏曰く、「今やスキー場にお客さんが来ない最大の理由は3つあって、スキー場を知らない、忘れた、思い出さない、この3つなんですよ。知らなきゃ辿り着けるわけないんで、絶対来ない」。

・「1つしか経営していなかったら、どうしても全部欲しくなる。ターゲットを絞ることができないんです。若者もファミリーも来てね、深夜も来てねって全部やっちゃう。ブレるんですよ。ボヤけちゃう。全方位外交やって、全部が中途半端なものを作っちゃうんですよ。ターゲティングができないと当然マーケの組み立てもできないんです」。数多く経営することのメリットが、ここにも生きている。

・一ノ本氏がここまでスキー場再生に情熱を注ぐには理由がある。スキー場経営自体に夢を抱いていたということもあるが、そこには多雪中山間地域の救済、活性化への思いがあるのだ。
(引用ここまで)

数年前、岐阜の高鷲スノーパークとダイナランドという隣接する大きなスキー場が、共通券を出したんですよ。どちらも好きなゲレンデだったので、「なんて便利!」って思っていましたが、なんとマックアース社が経営に入ったからなんですね。さらに、今年から鷲ヶ岳も入ったそうです。スキー場の「当たり前」「常識」を破ったからこその成功なんでしょうね。こういう発想を、農業にも生かしたいと思いました。

とても長くなりました(汗) もう3月ですね。それではまたー^^

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