今年ももうすぐ摘蕾が始まります(2017/4/26)

みなさん、こんにちは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

4月もあと少しで終わりです。春らしい陽気な日が続き、ドライブや散歩がとても気持ちいい日々でしたね♪ また、あと少しでゴールデンウィークです。久しぶりにゆっくり過ごしたり、旅行などが楽しみですね。本日は久しぶりの雨なので、少し早めにブログの更新ができました。

さて、例年よりやや遅れて芽吹きが始まった2017年度の富有柿の生育ですが、もう小さな蕾が見えるほどに生育してきました。おそらく今週末か来週初めより摘蕾(てきらい)という作業が始まります。柿農家にとって、連休前後から6月初めまでは11月の収穫期に次いで忙しいシーズン。今回は芽吹きからの生育状況をお伝えしながら、摘蕾作業についての説明をします!(画像をクリックすると写真が拡大されます)


2017/4/18の柿畑-001

4/18です。とっても晴れ渡った青空を背景に、芽吹きの始まった富有柿です。春らしい爽やかな気持ちにさせてくれますね♪ 下の方の芽も徐々に開き始めてきました。


2017/4/18の柿畑-002

同じく4/18です。遠くから見ても、枝の先々から葉が広がり始めたのが分かるほどになってきました。


2017/4/20の柿畑-001

4/20です。葉を展開させながら、新しい枝(新梢)が伸びてきます。まだ薄緑色ですね。まだこの時期は昨年に貯蔵した養分を使って成長しています。根も成長をはじめていますが、本格的に活動して栄養分を吸収し始めるのは開花頃です。5月下旬になります。さて、伸びている新梢を拡大すると・・・


2017/4/20の柿畑-001

薄緑色の新梢の葉っぱです。まだ柔らかいです。葉っぱと枝の分岐部分を見ると、小さく膨らんだものが見えますね。これが富有柿の蕾です。この蕾が大きくなって開花し、そこに柿が実ります。実に半年もかけて生育しているわけです。


2017/4/22の柿畑-001

4/22です。剪定のときにご説明しましたが、芽をたくさん持っている枝を結果母枝(けっかぼし)といいます。下の方も順調に芽吹いていますね。芽には蕾を付ける花芽と、蕾はなくて葉っぱだけの葉芽があります(そのほか、潜芽や陰芽というものもあります)。結果母枝の長さによって差はありますが、写真のような母枝ですと先端から5つ~7つほどの芽が花芽になります。


2017/4/22の柿畑-002

そして、それぞれの花芽から伸びた新梢には、おおむね5~7つほどの蕾が付きます。つまり、1本の結果母枝に蕾が何十個もあるわけですね。それだと数が多すぎて、栄養分が不足してしまいます。そこで、余分な蕾を摘み取ることで、残した蕾に養分を集中させて大きく美味しくさせる作業が必要となります。その作業が摘蕾です。


2017/4/23の柿畑-001

4/23です。1センチにも満たない大きさの芽から、すでに5センチほどの新梢が伸びてきました。葉っぱもどんどん広がってきましたね♪


2017/4/25の柿畑-001

4/25です。各芽から新梢が四方八方へと伸びてきたのが分かります。葉っぱも大きくなってきました~♪ 摘蕾で残す蕾の数は1本の結果枝(今年伸びてきた新梢)につき1つまで、ただし1本の結果母枝につき5つまでを目安にします。花芽が7つあるときは、すべて取ってしまう新梢が2本あるということですね。また、短い結果母枝は4つや3つと調整します。

残す芽は新梢の真ん中あたりのものです。上向きは日焼けしやすく、内向きは傷つきやすいのでできるだけ取ります。下向きは肥大しにくいといわれているので、理想的には外向きで横に出ているものがよいですね。ない場合は下向きでもいいです。

*これは富有柿と早生富有柿松本の場合です。例えば生理落下の多い早秋はもう少し多めに残すなど、品種によって多少違うので、品種ごとの特性をご確認ください。


2017/4/25の柿畑-002

同じく4/25です。左下の茶色い枝が昨年までの枝で、緑色の枝が芽から伸びてきた新梢です。本当にあっという間に長く伸びてきますね。そして新梢の葉っぱとの分岐部分には蕾がたくさんあります。大きさはまだ5ミリほど。もう少し大きくなると取りやすくなるので、摘蕾が始まります。

摘蕾の適期は開花までですので、今年は5月25日~末です。ただ、摘蕾は大きな木だと1本で3時間ほどかかりますので、開花までに終わることは小規模な農家さんでなければ厳しいでしょう。実際には6月上旬までは続くと思います。

序盤は形などの選別ができないので、向きや隣接する枝を見てやります。後半になると枝の生育も進み、蕾も大きさや形がわかってくるので、大きくなりやすいものを選別して行います。詳しくはまた次回にご説明したいと思います!

それではみなさん、よい連休をお過ごしください! ごきげんよう(^^)/

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富有柿の芽吹き(2017/4/17)

みなさん、こんにちは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

4月も中旬が過ぎました。今年は桜が4月半ばまで見ることのできる珍しい年になりましたね。昨日はとても暑かったです。岐阜県の平野部はなんと26度もありました。ちょうど草野球の試合がありましたが、夏のような暑さで汗だくでした(笑) 一転、今日は強い雨と風が吹いていました。

さて、前回の記事でようやく柿の芽が膨らんできたとお話ししましたが、膨らんだ芽がようやく芽吹きはじめ、今年の富有柿の成長がスタートしました~♪ 芽の膨らみ初めから数日おきに撮影できましたので、早速お届けしたいと思います!(画像をクリックすると写真が拡大されます)


2017/4/6の柿畑-001

4/6です。芽が膨らんで、薄緑色になってきました。昨年よりは遅いですが、例年比ではやや遅れ気味くらいです。柿は枝の先端の芽から大きくなります。その枝も、側枝(何本も枝が生えている枝)の先端の方の枝が成長も早いです。


2017/4/9の柿畑-001

4/9です。先端の芽がどんどん膨らんできました。芽の中には、これから伸びてくる枝や葉っぱ、そして今年の果実になるもとがあります。それは昨年の夏から秋に形成されています。そして数か月の休眠期から目を覚ますことで、膨らんで内側から外に広がっていきます。「芽吹く」といいますが、まさに吹き出すような勢いで大きくなります。


2017/4/12の柿畑-001

4/12です。まだ膨らみはじめたばかりの芽ですが、新芽はみずみずしくていいですね♪ この芽からは30~50センチほどの新しい枝(新梢)が伸びてきます。その枝に今年の柿がみのります!


2017/4/12の柿畑-002

同じく4/12です。足元では緑肥のヘアリーベッチがだいぶ伸びてきました。ヘアリーベッチはこれからもう少し大きくなり、来月に花を咲かせ、夏前には枯れて大量の有機物を畑に供給します。また、マメ科の草なので根っこはチッソ分が溜まり肥料になります。さらに根が土を柔らかくしてくれますし、他の雑草も抑えてくれるいいこと尽くしの草です♪ ただ、猛烈に成長し背が高くなります。ツルのように横にも広がるので、5月の摘蕾という作業の時は脚立の足が引っかかり移動しにくいのが難点ですね・・・(笑)


2017/4/12の柿畑-001

同じく4/12です。上から撮影しました。芽はまだ1センチちょっとです。柔らかいので、少し力を入れて触ると簡単に取れてしまいます。木の周辺を移動するときはゆっくり慎重に^^


2017/4/14の柿畑-001

4/14です。外側の葉が少し開いてきました。逆行気味で撮影すると光を透過してキレイですね♪


2017/4/14の柿畑-002

同じく4/14です。ヘアリーベッチの花も少しだけ発見しました。ピンク色でかわいいです。これからもっと大きくなり、来月後半には咲き乱れます。


2017/4/16の柿畑-001

4/16です。暖かく天気もよかったので芽が一気に開いてきました! 薄緑色の赤ちゃん葉っぱです。これからどんどん伸びて広がり、1か月後には新緑に包まれた柿畑になりますが、とても楽しみです♪


2017/4/16の柿畑-002

同じく4/16です。日が沈んできたときに撮影しました。朝、昼、夕方で同じ畑を見てもいろんな顔があるなぁと思います。

さて、4月は柿の作業自体はあまりないので、少しゆっくりさせていただいています。写真の本を何冊か読みました! これまで写真の専門用語や設定の仕方も十分に理解できないまま撮影していましたが、今回はの写真はどうでしょうか?(笑) もっと上手に撮影して柿の魅力をお伝えできたらと思います♪

また、柿づくりだけでなく農業についての本や、HP販売を始めたいと思ったきっかけでもあるマーケティング系の本も読んでいます。知らないことがいくらでもありますね。夢中で読み耽ってしまいます。作業だけに追われていては何も成長できません。作業の少ない時期だからこそ、学んで成長しなければ! また、柿づくりは年に1度だけ。人生を通してもわずか数十回。毎年、少しでも上達できるよう頑張りたいです。

では今回はここまでです。今月末から摘蕾(てきらい)という、収穫期に次ぐ忙しい作業が始まります。摘蕾も美味しい柿づくりにとって重要な作業です。次回から紹介したいと思います。それではみなさん、ごきげんよう(^^)/

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いよいよ柿の芽が膨らんできました(2017/4/4)

みなさん、こんにちは。でらうま柿農園 富有柿.comです。

2017年も4月に入りました。まだ寒い日も多く昨日は風がとても強かったですが、今日はとても暖かく春らしい陽気な天気でした。まさに三寒四温といった感じですね♪

さて、先月末に少しだけ芽の先端に変化が出てきた柿ですが、ようやく膨らんで開きかけてきました。昨年は例年より早かったのですが、今年はやや遅いようです。桜も開花が遅れているようですね。

ただ、芽吹きの始まる時期があまり早いと、急に冷えて晩霜が降りることがあります。芽吹き始めた芽は寒さに弱いため、少し遅れている方が農家としては安心していられます。少しゆっくりできますし(笑) それでは3月末~4月初旬の柿畑の様子をお届けします。(画像をクリックすると写真が拡大されます)


2017/3/25の柿畑-001

3/25です。暖かくなると芽を覆っていた硬い皮が開いて膨らんできます。今年は3月が寒かったので少し遅いです。草はもう成長が始まっているので、大きく伸びる前に最後の畑掃除もしています。


2017/3/27の柿畑-001

3/27です。暖かい日もありますが、まだ寒い日もありますね。開き始めるとあっという間に成長していきますが、上の写真と比べてもまだほとんど変化はありませんね(笑)


2017/4/2の柿畑-001

4/2です。先端が膨らんできました。剪定のときも説明しましたが、芽のついた1本の枝(結果母枝)には5~8個ほどの芽があります。それぞれから新しい枝(新梢といいます)が伸びてきます。新梢の長さは先端の芽の方が伸びます。上の方の芽を花芽といい、花芽から伸びる新梢に柿が実ります。下の方は葉っぱだけをつける枝が伸びてきます。野菜は種から育ちますが、柿は花芽を持った結果母枝が種のようなものですね♪


2017/3/27の柿畑-002

さて、足元に目をやると、柿に先行して草が猛烈に成長を始めています。雑草の中にはキレイな花を咲かせるものもありますね。これはオオイヌノフグリです。一気に増えてきました。


2017/4/2の柿畑-002

足元全体が水色の花に覆われています! この畑ではオオイヌノフグリと、まだ写真ではわかり辛いですがヘアリーベッチが多いです。畑によって生えている草も違いますし、年によっても多少違います。


2017/4/4の柿畑-001

4/4です。芽の先端も早いものは緑色になってきました。前日は寒く風が強い一日でしたが、今日は20度近い陽気な一日でした。そして今週は最高気温が18度前後の日が続いています。伸び始めるまであと少しです!


2017/4/4の柿畑-001

同じく4/4です。まだ小さな芽ですが、1週間前の写真と比べると明らかに違いますね! 芽がもう少し膨らんで、それから一気に開きながら新梢が伸び始めます。新緑の畑はとてもキレイですので楽しみです♪ 次回には変化が始まる柿畑の様子をお届けできると思います。

ようやく桜も満開が近づいてきました。4月に入って新しい生活を送られている方も多いと思います。期待と不安が入り混じりますね。また、まだ寒い日もあると思いますので体調管理には気を付けてください。それではみなさん、ごきげんよう(^^)/

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