みなさん、こんにちは! でらうま柿農園 富有柿.comです!
5月も最終日となりました。今年もあと1ヶ月で半分ですね。コロナのせいでいつもとは大きく変わってしまった日常ですが、徐々に平穏さを取り戻しつつあることを嬉しく思います。6月には学校やスポーツも再開されていくことになりそうですね。第二波への警戒をを怠らないよう注意しつつ、日常生活が続くことを祈っています。
さて、富有柿の生育状況をお伝えします。5月は1年で最も変化の大きい季節です。前回の記事で蕾が膨らんで開花が始まる直前までの状況をお伝えしました。今回はその続きです。柿農家でないとなかなか目にする機会もないと思いますので、どうかお楽しみください!
5/19です。蕾が膨らんで開きかけています。花の部分にご注目ください。先端がほどけかかっています。開花まであとわずかです。富有柿の花は薄黄色であることがわかりますね。ではここから開花するとどうなるのでしょうか?
5/20です。今年も無事に開花しました~(^^♪ 上の写真と比べると、花がパカっと開いたのがよくわかりますね。これがどのように生育していくのか、柿の形を思い浮かべながら想像してみるのも面白いですね^^
5/21です。今年は5/17に最初の開花を発見し、5/20にはたくさん見るようになりました。開花時期は例年並みとなります。ちなみに柿の花には「優しさ」、「優美」、「自然美」、「恵み」、「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」などとたくさんの花言葉があるそうです。最後のは深い意味がありそうですね。
5/23です。柿畑にはミツバチの巣が置かれ、今年もミツを集めに来たところを撮影できました。何気ない写真ですが、この1枚を撮影するのがなかなか難しいんです。カメラは10センチほどの距離で撮影していますが、ハチが柿の花にとまっている時間はわずかです。ハチを見つけて脚立に登りながらカメラを構えても間に合わないことも多いですし、光の加減や構図が悪いと思うような写真は撮れません。摘蕾という作業をしながら、カメラを常に傍に置いて撮影できた貴重な1枚です^^
同じく5/23です。柿の花が開花している時期はとても短いです。1週間ほどで茶色になっていきます。前回も説明しましたが、5月は摘蕾という作業の真っただ中です。開花を終えると蕾もだんだん硬くなってきて取り辛くなります。ちょっと焦ってくるころです。進捗率は90%ほどで、いいペースです♪
5/25です。花が茶色くなってきました。黄色いときは柔らかいのですが、このくらいになるとパリパリ、カサカサです。もう少しで自然に落ちて、中から柿の赤ちゃんが顔を出します! それでは開花に続き、今年の柿の赤ちゃんもご紹介したいと思います!
5/26です。上の写真とは違う場所ですが、花の奥から出てきたのはまだ5ミリほどの小さな小さな柿の赤ちゃんです! カワイイですね^^ 開花した写真もよく見ると奥の方にチラッ赤ちゃんが見えていますね。これが収穫期には握りこぶし大になります。いつ見ても不思議だな~と思います。
5/27です。ミツバチの写真をもう1枚。今年も5月中に摘蕾の1周目が終えることができたので、少し余裕を持って撮影できました^^ このまま2周目に入ります。
同じく5/27です。写真を見ると、茶色い花の上に新しい蕾がまた出ています。これを遅れ花や孫花といいます。遅れ花は大きな果実にはならないのですべて取ります。遅れて出てくるので1周目の序盤にやった畑ではたくさん残っています。2周目では遅れ花を取りながら、全体を見直しします。
5/30です。指と比べると柿の小ささがわかりますね。まだこんなに小さいですが、ここから1ヶ月くらいはすごい速さで大きくなります。摘蕾で着果数を制限しているので、栄養もたっぷりと行きわたりますね。大きくな~れ!
ということで、5月後半の柿畑では開花~赤ちゃんの紹介までと一気に進みます。今年も無事に生育が進んでいます。今後は摘蕾の2周目が終わると、少し待ってから最終的に残す果実を選別する摘果、追肥、台風対策などが続きます。今年も美味しい富有柿をお届けできるよう、頑張ります!
それでは今回はここまでです。梅雨の季節が目前ですね。コロナ予防だけでなく、気温も変化にも注意してお過ごしください(^^)/
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富有柿発祥の岐阜県より、採れたて富有柿をお送りします
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